時間に余裕のある幼稚園児は、「友達もやっているから」という理由で習い事が増えがちです。
スイミング、バレエやサッカーなどの運動、公文、英語に加え、最近はプログラミング教室もあります。
「週3回って多いの?」「もう1つ増やしたいけど大丈夫?」
習い事はいくつが適正か、悩みますよね。
現在小1の娘は、「ゆっくりしたいから日曜のバレエはやめたい」と自分で決断しました。
この記事では、年長さんの習い事はいくつが良いのかを、検討してまとめています。
親子共に楽しく過ごせる、習い事ライフを送りましょう♪
習い事は3つ以上で多いと言われる?
「習い事何してるの~?」と聞かれて、「スイミングと公文だよー」と答えたら、公文は週2なのに、特に多いとは言われませんよね。
でも「ダンスとピアノと英語だよ」と聞くと、多いな、たくさん習い事させてるな、という印象になるんですよね。
させすぎで「かわいそう」と思われてる?
「習い事多いよね」と言われると、
習い事させすぎで子どもがかわいそうだと思われてる…?
と気になりますよね。
子どもは伸び伸び遊ぶべきなのに、習い事が多いなんてかわいそうと思う親もいるでしょう。
年長のこの時期は時間があるので、有意義に使いたいですよね。
「うらやましい」と思っていることも
ほとんどの場合、実は「そんなに習い事をたくさん出来るなんて、うらやましい」と思っていることが多いです。
習い事をするにはお金がかかるので、そこにお金をかけられることがうらやましい。
仕事で忙しくて送迎してあげられないので、時間をかけてあげられることがうらやましい。
だから、周りの人から習い事が多いと言われても、あまり気にする必要はありませんよ。
習い事多すぎるかな?と感じる理由
私たち親自身が「うちは習い事多すぎるかな?」と気になる理由は、大きく3つあります。
理由1:「たくさん習い事してるね」と言われる
一つ目は、ママ友などから指摘されるパターンです。
一人ならまだしも、数人に「習い事多いよね」と言われると、気になり始めます。
理由2:「教育費かけすぎかな」と心配になる
二つ目は、習い事の総額を計算した時に、こんなにお金をかけていていいのかな、と心配になります。
幼児教育の無償化で、保育料に余裕が出て、習い事をたくさん出来るようになった家庭も多くありますよね。
家計が圧迫されていないなら、習い事にどれだけお金をかけるかは、家庭毎の価値観次第です。
大学までの費用を考えると、子どもが小さい時が貯め時だとよく言いますが、必要なら今お金をかけるのもアリですよね。
理由3:日々の送迎で、親が疲れる
三つ目は、体力面と精神面で、送迎が大変だと感じることです。
毎日のように習い事に行かせていると、ゆっくり家事をする時間があまりありませんよね。
スポーツなどで余程将来有望だという状況でない限り、疲弊してまで習い事を詰め込む必要はありません。
コロナ禍で、オンラインで学べることも増えました。
オンラインで出来るものはオンラインに切り替えると、送迎の手間が減るのでおすすめです。
子ども本人のやる気が一番大事
習い事は、何より子ども本人がやりたいかどうかが一番大切です。
子どもが疲れるなら、やりすぎです
親が送迎で疲れるパターンに触れましたが、それ以前に子どもが疲れているなら、多すぎるということです。
我が家では、「日曜日ぐらいゆっくりしたい」という娘の意見を聞いて、バレエを辞めました。
週5でも本人が楽しんでいるならOK
でも、中には「毎日バレエしたい!バレエ大好き!」な子もいますよね。
そんな子なら、例えバレエが週5であっても、苦にならないはずです。
いろんな習い事をさせて、忙しく感じていても、案外子ども自身は楽しんでいるということもあります。
本人が毎日を楽しく過ごせているなら、多すぎるということはありません。
辞めたいなら辞めさせてあげる
大事なのは、習い事を辞めたいなら辞めさせてあげることです。
日本では、忍耐や継続を重視して、「一度やりたいといったことは続けさせる」のを良しとする風潮があります。
たった5歳や6歳の子が、一度やりたいと興味を示したことに、「やってみたけど、やっぱりもうやりたくない」となることの何が良くないのでしょうか?
色んなことを、やってみれば良いと思うんです。
子ども本人にやる気がない習い事ほど、無駄なものはないですよ。
小学生になったら習い事の見直しを
幼児のうちは時間があるので、勉強に運動、音楽と、たくさんの習い事をしてもやっていけますよね。
ところが一年生になると、毎日の宿題もあるし、友達と約束をしてくることもあって、なかなか思うように時間が取れません。
小学校入学を機に、習い事を見直して、取捨選択すると良いですね。
親のエゴにならないように気を付けよう
スイミングもピアノも、あれもこれもさせておきたいと、親は思います。
でも、時間は有限です。
親がさせたいことを全てさせるのが良い、というわけではないですよね。
大事なこの幼児・学童期の時間を何に使うか、子どものことを第一に考えて、しっかり検討したいです。