周りがみんな習い事をしていると、我が子にもさせるべきか悩みますよね。
「年長だと、小学校の勉強に向けて学習系の習い事をすべき?」
「習い事してない子は、してる子と差がつく?」
習い事をあえてさせないことを、選ぶ人もいます!
この記事では、小学生&幼稚園児の母である私が、習い事をしないという選択肢、そして降園後の過ごし方についてまとめました。
小学生とは違い、時間に余裕がある幼児期を、親子で有意義に過ごしましょう♪
習い事してる子としてない子
周りの子はみんな習い事してる気がする…
1つも習い事をしていない子は、少なく思えますよね。
習い事をしているかどうかを年齢別にみると、5歳では習い事をしているのが65%となっています。
子どもとお出かけ情報サイト『いこーよ』調べ
過半数の年長児が、習い事をしているということです。
習い事してる子と差がつくのか
我が子が習い事をしていない場合、気になるのが「習い事をしている子と今後差がつくのか?」ですよね。
バイオリンやピアノといった音楽系の習い事は、当然習っていない子はできないので、習っている子と大きな差がつきます。
スイミングや空手といった運動系の習い事も、家で教えていない限り、習っていない子はできません。
では、勉強系はどうでしょうか?
お勉強も、今この瞬間を見れば、もちろん差があります。
○○ちゃんは足し算引き算ができるけど、うちの子はまだできない。
△△くんはスラスラと日記が書けるけど、うちの子は読むのもたどたどしい。
習い事で勉強を進めている子ができるのは、当たり前です。
でも、学校で習う内容であれば、どうせ後でできるようになります。
わざわざお金と時間をかけて、今やるべきことなのかは、しっかり考えたいですね。
大事なお金と時間は、もっと大切なことに取っておくのもアリという訳です。
習い事も結構高いですからね…
本人のやる気がないと意味がない
習い事をさせてあげたいけど、うちの子は興味を持たなくて…
というのは、習い事をしていない家庭からよく聞く声です。
本人が「やりたい」と言ったらさせてあげよう、と思っているのに、子どもは何もしたいと言わないパターンですね。
第一に、子ども自身のやる気がないのに習い事をするのは、無駄でしかありません。
本人が興味を持って、楽しく習う以外は、何も身につかないのです。
なので、「子どもが興味を持たないから習い事ができない」と思っているなら、そのままでも大丈夫!
本人がやりたいタイミングで、学びたいことにお金と時間を使うべきです。
習い事について詳しく知りたい人は、以下の記事も確認してください。
うちの娘は、バレエの存在は知っていながら、特にやりたがることもなく、過ごしていました。
2年ほど経ってから急に、「バレエを習いたい」と言い出し、見学に行って入会しましたよ。
ここで注意なのは、「バレエの存在は知っていた」という点です。
「子どもが何の習い事もしたいと言わない」という時、お子さんにいろんな習い事があることを教えてあげられているか、考えてみてください。
その習い事の存在自体を知らなければ、興味を持つはずがありません。
子ども自身が習い事の情報を集めてくるなんてことは、ほとんどないですよね。
興味や関心を広げられるよう、たくさんの選択肢を与えてあげたいです。
習い事をあえてしない選択肢
習い事をすると、能力を向上できたり、新しいことを吸収できたりと、メリットばかりが浮かびますよね。
その中で、あえて、幼児期に習い事をさせたくないと考える家庭もあります。
周りがみんなしているからと流されるのではなく、考えを持って「習い事をしない」のです。
習い事をしない子育てのメリットは、何なのでしょうか?
習い事をしないメリット2つ
習い事には、当然お金がかかります。
平日夕方の忙しい中で通うことにも、家で宿題をすることにも、時間を使います。
つまり、習い事をしないでおけば、貴重なお金と時間を使わずに済むのです。
【習い事をしないメリット】
- お金がかからない
- 時間に余裕ができる
習い事にお金を使わなければ、浮いた分を将来の学費にすることも、その分で知育玩具や教材を買うこともできます。
多くの人が幼児期の習い事にお金を費やす中、かしこい選択になるかもしれませんよね。
習い事をしないからこそ生まれる時間
そして、今しかない幼児期の貴重な時間を、他のことに使うことができます。
暇だな。何をしようかな?
と考える時間が、子どもには大切だと言われています。
日々の習い事と、家での練習や宿題で忙しく、好きなことをする時間がほとんどない子どももいますよね。
うちの娘が年長の頃は、大好きなお絵描きをしたり、お話を書いたり、本を読んだり、弟と遊んだりと、次から次へ自分でしたいことを見つけて過ごしていました。
年長さんの有意義な過ごし方については、以下の記事もチェックしてみてください。
降園後を有意義に過ごす
習い事をしていないと、幼稚園から帰ってからの時間が長くなります。
「ただダラダラとテレビや動画を見ているだけ」
「タブレットでゲームばかりしている」
という場合は、残念ながら有意義に過ごせてはいませんよね。
5歳になると、一人で何かに熱中して遊ぶこともできるようになっているはず。
とことん好きなことをする
子どもが習い事に興味がないということは、今の生活で十分楽しめているということです。
お子さんは、自由時間に何をしていますか?
お絵描き、読書、レゴ、外遊びなど、本人のやりたいことをとことんやることをオススメします。
我が家の娘は、お話作りが好きなので、暇を見つけては自作の絵本を作っています。
次から次へとアイデアが湧いていく様には、手前味噌ですが、創造力や思考力の広がりを感じます。
習い事へ通うこと、その宿題をこなすことに時間を使うよりも、自分のしたいことを探すことに時間を使いたいですよね。
遊びの中で、非認知能力(テストの点数で測れない能力)を伸ばしていきたいです。
入学に向けて勉強したいなら
とはいえ、もうすぐ小学生なのに、何もしないのは不安…
余裕のある時間の中で、「入学に向けて勉強の準備をしたい」という気持ちもありますよね。
ここで大事なのは、幼児期に伸ばしたいのは、テストの点数ではないということです。
例えば、入学を見越して通信教育を始めることが多いですが、一年生になって教科書と同じ内容を学ぶタイプよりも、オリジナルの内容を学ぶ教材を選ぶことをおすすめします。
学校で教科書を学び、家でも同じ内容を学ぶよりも、せっかくなら学びの方向を広げたいからです。
ポイントは、教科書準拠ではない通信教育!メリットがたくさんあります。
習い事はしなくても大丈夫!
年長さんで習い事をしていないと、「何かした方が良いかな?」と不安になりがちですよね。
でも、焦って無理にする必要は全くありません。
一番大切なのは、子ども自身が「やりたい」という気持ちです。
そして、習い事をしないなら、家でダラダラ動画を見るのは避けて、メリハリのある過ごし方をしていきましょう。