いよいよ、ピカピカの一年生になる日が近づいてきましたね!
しっかり面倒を見てくれる未就学児時代と違って、自立が求められる小学生。
成長が嬉しい反面、入学にあたって不安な気持ちを持つのも、自然な親心です。
今年4月に新一年生となった娘を持つ私が、小学校入学にあたり重視するのが「自分から伝えることの大切さ」。
この記事では、手塩にかけて大切に育ててきた子どもを、気持ちよく小学校に送り出せるようなヒントをお伝えします♪
第一子はとにかく心配
上にお兄ちゃんやお姉ちゃんがいる場合は、勝手が分かっているので、あまり心配になることはありません。
ですが、一人目の場合は、学校生活という未知の世界が心配で心配でなりませんよね。
「大丈夫!すぐに慣れるから♪」なんて言われても、不安な気持ちはすぐには拭えません。
なぜ不安になるかというと、主に以下の2つのポイントです。
外で目を離したことなんてないのに
幼稚園や保育園にいつも送り迎えをしていて、外を歩くときは必ず付き添い。
子どもだけで遊びに行かせたことは無いし、大切に育ててきた我が子。
春から一人で通学ですって?
行き帰りに何かあったらどうしよう。
友達とふざけていて、道路に出てしまったら?
出来ることなら毎日送り迎えをしたい、とも思いますよね。
子どものことなら何でも知っているのに
園でのクラスメイトは、ほとんどどんな子か知っているし、よく遊ぶ子は親のこともちゃんと知っています。
日中に何かあれば、先生がしっかり伝えてくれるし、子どものことなら何でも把握できています。
でも、小学校に入れば、担任の先生と顔を合わせる機会が滅多になくなります。
仲の良い友達だって、どんな家庭の子なのか分からないこともありそうです。
親が不安を覚えるのは、当然のことですよ。
自分から伝えることの大切さ
小学校に入ると、これまでの幼稚園生活とは異なり、自立が求められます。
お友達と喧嘩して泣いていたら、先生が「どうしたの?」と来てくれた園生活。
何でも気を配ってくれた幼児期から、基本的に自分で考えて行動することが必要な学童期に変わります。
担任の先生1人に子ども30人
1クラスの上限が35人なので、担任の先生1人で30人前後の子どもたちを見ることになります。
当然、手のかかる子と手のかからない子がいるでしょう。
何か問題を起こす子がいれば、そっちに気を取られ、クラス運営に支障が出ることもあるかもしれません。
逆に、クラスをまとめるためには、一人一人の問題に向き合っている暇もなさそうです。
「察してちゃん」では気づかない
30人、一人一人の性格や行動を、先生が細かく把握できるとは到底思えませんよね。
ましてや、授業内容の計画を立てながら、一人一人の環境まで整えるなんて、大変なことです。
自分が先生だったらと思うと、なかなか目の行き届く指導は難しいなと感じますね。
園時代なら、グズグズめそめそしていたら、先生が気を配って助けてくれていたでしょう。
「トイレに行きたい」「○○が分からない」「お腹が痛い」など、自分から言える必要があります。
親に何でも話しやすい環境づくり
学校で困ったことがあったとき、先生にすぐに言える子と、遠慮や勇気の無さから何も伝えられない子がいます。
普段から、親には何でも話せるような環境づくりを心がけたいです。
お父さん、お母さんはいつでも△△くんの味方だよ
楽しいことも、嫌なことも、何でも教えてね
と声掛けをしておくといいですね。
年長のうちにやっておきたいこと
ランドセルを準備したり、学習机や子ども部屋を検討したり、ワクワクする面もありますよね。
残り少ない園生活を、小学校入学に向けて有意義なものにしていきましょう。
今の園生活をめいいっぱい楽しむ
園では「小学生になったらランドセルを背負って~」、家でも「小学生になったらお勉強が始まって~」と、入学の話を聞かされる年長さん。
これまで一緒に過ごしてきたお友達と、いつものように楽しく園生活を送ってほしいです。
入学準備に気を取られすぎず、今しかない園生活も楽しみましょう。
スムーズな学校生活を送るために
お勉強園に通っている場合は、座学中心の小学校生活にもすんなりとなじめるでしょう。
のびのび園に通っていると、「少しは勉強させた方がいい?」「授業についていけるかな?」という心配もありますよね。
時間がある年長のうちに、ゆっくりと身につけたいことをまとめました。
子どもを心配するのは当たり前
これまで5、6年間、大切に育ててきた我が子。
新しい環境に不安を覚えるのは、当たり前です。
いくつになっても、心配するのが親心ですよね。
過保護ではなく、しっかりサポートする
ただし、みなさんも思う通り、決して過保護にはなりたくないんです。
ここで過保護とは、子どもを必要以上に保護したり、甘やかしたりすること。
何でも親が先回りして、やりすぎるのにも注意します。
子どもが困った時にきちんとサポートできるように、危険な目に合わずにすむように、しっかり見守っていきたいです。
教科書以外の学びにも触れさせたい
今後は今まで以上に国際化やIT化が進み、AIに取って代わられる仕事も多くなるでしょう。
学校の勉強や教科書にとらわれすぎない、思考力を伸ばす取り組みをオススメします。