小学生に読書させる方法まとめ:本を読ませるのは親の役割

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お友達と比べて読書してなさすぎ?

学校で「朝読書」の時間もあるし、図書室で本も借りているみたい。

でも、うちの子全然本読まない!

いつの間にかこうなってたけど、子どもに本を読ませたい…

小学生に読書をさせるには、どうしたらいいの?

この記事では、本好きの小学生を育てる30代ママの私が、たくさん調べて方法をまとめています。

どう考えても避けられないのが、「親の読書」。

学校や本人に任せて放っていては、読書習慣はつきません!

子どもが本を読むために、親が何をすべきなのか、この記事を読めばバッチリ分かります。

目次

子どもに読ませたければ、親も読むしかない

まず、親であるあなたは読書していますか?

子どもに本を読ませたいなら、自分も読むことが大事です。

特に見たい番組があるわけでもないのに、テレビがつけっぱなしになっている時間や、

夕食後のんびりソファーに座って、スマホをいじっている時間

そんな時間を読書時間に変えていきましょう!

まり

親が本を読まないのに、子どもが勝手に本を読むようになるなんて、そんなうまい話は普通起こりません。

小学生に読書をさせたければ、自分も本を読むようにするのが第一です。

本なんて読まないよー!という親の場合

とは言え、読書習慣のない親の場合、何を読んでいいのかさっぱりですよね。

まり

私は子どもの頃は本が大好きだったのに、本を読まない大人になってしまいました。

何の本を読んだっていいんです。

小難しい小説じゃなくても、興味のある育児本や教育本を読んでもいいんです。

選べない場合は、子どもに与えている本を、自分も読んでみて下さい。

子ども向けと侮ることなかれ、大人が読んでも楽しめる本はたくさんありますよ。

親子で同じ本の感想を共有する

同じ本を読むことで、感想を言い合うことができます。

読書をすると、今すぐ成績アップに結び付くというわけではありませんよね。

でも、読書というインプットを感想のアウトプットにつなげることで、学力への効果が期待できます。

感想文を書けと言われると尻込みしてしまいますが、親子で感想を話し合うだけなら、取り組みへのハードルが低いです。

まり

テレビ番組や映画の感想を話したり、新しく買ったおもちゃの感想を話したりすることと同じ感覚でいいですよ。

学習漫画や図鑑でもいいので、とにかく親子ともに本を開く時間を作ることから始めます。

小学生でも読み聞かせをする

こちらの記事でも書きましたが、小学生で読み聞かせを始めても、遅くはありません。

その時の本の選び方として、気を付けてほしいことがあります。

それは、子どもが読みたい本を選ぶ、ということです。

図鑑でも何でも子どもが読みたい本を選ぶ

もう小学生だからと、つい小難しいテーマの本を親は選びがちです。

まり

でも、本に慣れ親しんでいない子にとって、親が読ませたい本は大抵難しすぎるんですよね。

図鑑でも、学習漫画でもいいんです。

毎月子どもと一緒に本屋へ行って、好きな本を選ばせてあげてください。

本を手に取ることが日常になり、本が身近な存在になってきたら、絵が少ない本も取り入れていきます。

もちろん、好きな本が児童書ならそれがいいです。

まずは、「本は楽しい」と思わせることが大切です。

子どもは、楽しいことなら、放っておいてもやるようになります。

図鑑や漫画から読み物につなげる方法

でも、図鑑や学習漫画から、どうやって読み物につなげていくの?

という疑問も浮かびますよね。

例えば、恐竜の図鑑を買ったとします。

そこから、次は興味のある恐竜が出てくる絵本だったり、幼年童話や短めの児童書を選びます。

自分ではなかなか読めない場合は、まずは読み聞かせをしてあげると本を楽しめますよ。

出来そうなら、1~2ページずつ交互に読むのもいいですね。

まり

うちの夫は、長いお話を一人で音読すると疲れるから、うまく誘導して娘に半分読ませることもあります。w

また、歴史の学習漫画を買った場合。

戦国時代の武将が好きなら、戦国時代や武士が出てくるような絵本やお話を選んで読むといいですね。

何が何でも読み物を!という読書のイメージはいったん置いておいて、取っつきやすいものを選ぶのがカギです。

読書習慣には、とにかく親の役割が重要

「子どもに読書をさせたい」と親ならみんな思うことですが、放っておいて読書好きになることは、なかなかありません。

親が読書好きで家にたくさん本があるような家庭なら、勝手に読むようになるかもしれませんが、

そもそもそんな家庭の親御さんは、子どもの読書について悩むことはないでしょう…w

とても手間がかかりますが、親の取り組み次第で子どもの読書習慣、しいては人生が変わるといっても過言ではありませんよ。

読書にまつわる注意点

子どもに本を読ませたいときに、注意したい点を4つあげます。

つまらない本は全部読まなくていい

本は最初から最後まで読まないといけないと思っていませんか?

例えば、最初の説明が長くてつまらないと、その本を読む気が失せてしまいます。

なにも、全部読む必要はないんですよ。

目次を見て、楽しそうなところから読んでみたら?

と声をかけてみて下さい。

何話かお話が入っている本なら、3話目だけ読んだっていいんです。

また、読み始めたはいいけど、内容が面白くなくて、途中で読みたくなくなることがあります。

これも、最後まで読まなくてもいいんです。

表紙や目次を見て、面白そうだなと思い、手に取った本。

読んでみたら予想と違って、全然面白くなかった。

「この本はつまらない」と判断することも、大事な経験になるんですよね。

つまらない本はさっさと閉じて、また楽しい本を探す方が、時間が無駄になりません。

同じ本を何度も繰り返して読むのはいいこと

新しい本に手を出さず、同じ本ばっかり読んでいて心配という声がありますが、何度繰り返して読んでもいいんです。

むしろ、繰り返して何度も読むということは、精読につながります。

一度読んだだけじゃ分からなかった細かい部分に気づくなど、読む度にレベルアップしていますよ。

まり

娘も、気に入った本は何度も何度も読んでいます。

繰り返して読みたいぐらい、お気に入りの本が見つかるなんて、とてもいいこと!

例えそれが図鑑や漫画だったとしても、とがめないようにしたいです。

熱中して読めるジャンルのものがあるなら、関連した本も与えてあげるなど、興味を深掘りしていきます。

ゲームキャラクターの図鑑が大好きで、隅から隅まで読んで覚えるくらい熱中できたなら、その経験は他のジャンルに興味を持った時にも、活かされてきますよ。

興味のあるものを、楽しく追求していくことが、回りまわって子どもの能力をアップさせることに繋がります。

本の世界に没頭するための時間をとる

本の世界に没頭するには、ある程度まとまった時間が必要です。

小学校では、朝の10分間読書タイムなどがあると思います。

子どもたちが本に親しむのに、とても良い取り組みではありますが、10分だと没頭まではできないんですよね。

(もしくは、没頭し始めたところぐらいでしょうか。)

本が好きな子は、読み始めると何十分、一時間でも読んでいますが、それだけお話の世界に没頭しているということです。

まり

本好きな娘を見ていても、お話を読み始めると、時間を忘れて集中しています。

この没頭というのがとても大事で、心理学用語でフロー体験と呼ばれる精神的な状態です。

私は、娘の集中を切らさないよう、本の世界に入り込んでいる時は邪魔をしないよう気を付けています。

本を読んだら、とにかく褒める

漫画ばっかり読んでないで、ちょっとは本でも読んだらどうなの

そんな短い本じゃなくて、もっと字の多いお話は読まないの?

こんな言葉は絶対にNG!やめてください。

一気に本嫌いへとまっしぐら…

逆に、どんな本だとしても、本を読んでいることをいっぱい褒めてあげます。

図鑑読んでるの?なんか面白いことが載ってたら教えてね

この絵かわいいね。絵本ってお絵描きの参考にもなるよね

本を読むと、いろんなことが知れるから面白いよね

○○がたくさん本を読んでると、お母さんも嬉しい

このような、プラスイメージの声掛けをしてください。

本を読ませる方法は長期戦

子どもの興味関心を見極めて、今日手渡した本にハマり、一日で本を読むようになる…

なんてことは、なかなか起こりません。

ネットで検索して出てくるおすすめと言われる本でも、その子にとっておすすめかは分かりません

一般に良いと言われている有名な本が、興味にぴったりハマればいいですが、そう簡単にはいかないんですよね。

だから、子どもの関心を惹く本を、根気強く探してみて下さい。

子どものことを、子どもの次に一番よく分かっているのは私たち親です。

ちょっと読んでみて面白くなければ、さっさと次の本を探せばいいんです。

子どもが読書をしないのは、面白いと思える本に出合っていないだけ

親ができるのは、本が楽しいと思えるような環境づくりです。

①まず、親が読書をする

②子どもが読みたい本に没頭させる

この二本柱でやっていきましょう。

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