「もうすぐ小学生。幼稚園から帰宅後は何かした方がいい?」
「5歳6歳の生活リズムはどう整えたらいい?」
小学校入学に向けて、年長さんの過ごし方は気になりますよね!
ずばり、入学前の貴重な時間は小学校生活に繫がる勉強の仕込みに使いたいです。
今春小学校に入学した娘を持つ私が、年長さんの平日を有意義に過ごすコツをお話します。
後悔しない過ごし方で、スムーズな小学校入学を目指しましょう♪
まずは寝る時間から逆算する
降園後、寝るまでは何時間ありますか?
まずは寝る時間から逆算して、スケジュールを立ててみます。
遅くても8時には寝室へ
大きくなったと思っても、まだまだ幼児。
睡眠時間を十分に取ることを考えると、遅くても8時には布団に入りたいですね。
年長さんまでは、10~13時間の睡眠時間を取りたいです。
なかなか「8時までに」ってむずかしいですよね…
6時に夕食、7時にお風呂
8時に寝室へ行くには、7時にはお風呂に入りたいです。
一人っ子なら、7時半お風呂でも間に合いますね。
そのために、夕食は6時からがスムーズ。
幼稚園から3時に帰宅したとして、夕食までの3時間をどう使うかが、ポイントになります。
3時間は意外と少なく、適当に過ごしていたら、あっという間に過ぎてしまう時間ですよね。
年長のうちにやっておきたいこと
もう年長ということは、あっという間に、幼児が終わろうとしています。
娘に
ここまでの6年間、長かった?
と聞いてみたら、当然
長かったよ!
と言われましたが、親にとっては
もう小学生?!
ですよね。
小学校に入ってから、こんなハズじゃなかったと慌てないように、年長のうちにやっておきたいのは、小学校生活をイメージした勉強の仕込み。
時間のある今だからこそ、余裕をもって準備したいです。
小学校入学に向けて勉強は必要?
幼児から小学生になって一番変わることは、勉強が始まることですよね。
これまでのびのび園で過ごしてきた子でも、一年生からは毎日お勉強です!
子どもは遊ぶのが仕事、いっぱい遊んでくれればいいと思っている親御さんでも、
やっぱり少しは勉強しておいた方がいい?
と不安になるのが年長さん。
よく「机に向かう習慣を」と言いますが、この時期は「勉強って楽しい♪」と思ってもらうことが大切です。
机に向かうとしても、ちゃんと楽しめるかどうか、その内容に気を付けなければいけません。
年長は義務教育でもおかしくない年齢
「幼児に勉強なんて」と思っていませんか?
確かに、この時期に机にしばりつけるのは、よくありませんよね。
特に、4~6月生まれのお子さんは、もう少し生まれが早ければ小学生になっているんですよ。
少し早く生まれた1~3月生まれの早生まれの子たちが、小学生になっていると考えると、年長さんも十分、勉強を始めていてもおかしくありませんよね。
忙しい小学生になる前の今だからこそ
小学生になると、宿題があるし、お友だちと遊びに行くことも増えて、忙しくなります。
例えば、習い事。
幼児までは親の意向で連れて行けても、小学生になると本人の意思が大きくなってきます。
親が買ってきたワークを与えれば、その時に解いていた幼児期。
やることもやりたいことも増える小学生は、親が思うタイミングでやってくれなくなります。
年長さんの今、時間に余裕があるこの時期に、小学校生活をイメージした仕込みをしておくと、スムーズです!
4月から急に始めようと思っても、習慣づけるのが難しいんですよね。
子どもは外遊びが大事?
「幼児は遊ぶべき!」「外遊びで得られるものは何にも代えがたい」なんて意見を、よく耳にしますよね。
幼稚園から帰ってからも、毎日公園に行ったりして、外で遊ばないといけないのでしょうか?
我が家の娘は、外で遊ぶよりも、家にいるのが好きな子でした。
コロナ禍ではとても助かる性格だったのですが、そんな嗜好があっても外遊びしないといけないと思いますか?
幼稚園で十分外遊びしているかどうか
我が家は、自然との触れ合いや、実体験、遊びを大切にしている園を選びました。
なので、娘は日中、幼稚園でしっかり遊んできていました。
反対に、お勉強系幼稚園や、都会で園庭が小さい園など、日中の外遊びが少ない園もありますよね。
幼稚園で過ごす時間は、9時~14時までとしても、5時間あります。
そのお昼の時間をどう過ごしているか、それによって、降園後に外遊びすべきかどうかが変わると考えています。
たっぷり遊ぶ、のびのび系の園で過ごしている場合は、帰宅後は家にいても、問題ないですよね。
家の中で没頭できるものを見つける
外遊びのメリットと言えば、体力がつくことと、既存のゲーム機などに頼らない自分で考える遊びができること。
このうち、室内遊びでは、体力をつけることは出来ません。
何かに夢中になる、没頭するという経験は大切です。
フロー(英: flow)とは、人間がそのときしていることに、完全に浸り、精力的に集中している感覚に特徴づけられ、完全にのめり込んでいて、その過程が活発さにおいて成功しているような活動における、精神的な状態をいう。
Wikipediaより
幼児期に、何かにのめり込む「フロー体験」を多くしてきた子どもは、高い集中力を発揮できると言われています。
我が家の娘は、お絵かきやお話作りに、いつも没頭しています。
入学を見据えた時間の使い方
盲目的に「外遊びがいい」というよりも、園での過ごし方も踏まえて、バランスよく色々な遊びを取り入れるのがカギです。
「○○のお花が咲いているね」「この鳴き声は何の生き物かな?」など、季節の移ろいについて話をするのも良いですね。
小学校入学後は、最初こそ平仮名を1文字ずつゆっくり学びますが、あっという間に忙しくなります。
気づけば、「算数の文章題が解けない」「漢字が苦手みたい」と、つまづくこともあるかもしれません。
全ての勉強の基礎となるのは、読む力、考える力、自分の考えを発信する力、つまり国語力です。
読み聞かせしてきた絵本、親の語りかける語彙や文章、実体験として触れてきた経験から、実は入学時点でも差がついています…!
年長さんの今、大切なのは、計算が早く出来ることよりも、国語の基礎力をつけてあげることです。
家庭での取り組みが、ものを言いますよ!
\小学生に向けて、今できることをまとめました。/
年長さん過ごし方スケジュールまとめ
睡眠時間をしっかり確保するため、6時夕食→7時お風呂→8時お布団へ。
年長さんは、勉強を始めていてもおかしくない年齢。理解力もあります。
夢中になれる何かに没頭する「フロー体験」で、集中力アップ。
外遊びでも、室内遊びでもいいので、のめり込めるものを見つけるのがポイント。
小学校入学時に既に差がついている国語力は、家庭での取り組み次第です。
時間のある年長さんのうちに、絵本の読み聞かせや、話しかける語彙を意識して、国語の基礎力をつけてあげます。
この時期は、「勉強って楽しい♪」を大切にして、スムーズに小学校生活を送れるようにしたいです。